【簿記を仕事に活かす方法】ネスレ・ジャパンの実例から学ぼう

簿記って何の役に立つの?

 

簿記は経理の仕事。

帳簿を付けておいて決算をするだけ。

こんな風に思ってませんか?

 

その考え、NOです

 

決算をするのは、簿記の役割の1つに過ぎません。

 

簿記の真の力は、売上・コスト・利益の関係を明白にする事です。

 

この関係が分かれば、どの仕事が儲かるのか一発で分かります。

 

どの仕事が儲かるか見極めて、儲かる仕事を進めていけば、当然あなたの評価も上がります。

 

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儲かる仕事を見極める方法、私と一緒に学んでみませんか

 

ネスレ・ジャパンは簿記で儲かる仕事を見極めている

ネスカフェ ゴールドブレンド 120g

ネスカフェでお馴染みのネスレでは、取引先ごとに損益計算をしています。

 

この小さな単位で損益計算する事で、ネスレは面白い事実に気付きました。

 

普通のスーパーとディスカウントストアでどちらの方が利益が高いのか、という事実です。

 

スーパーの担当営業は、定期的な商談はもちろん、商品を宣伝するPOPを付ける作業、陳列作業といった店頭でのフォローアップ活動のため、スーパーに足繁く通っています。

一方、ディスカウンターでは、品揃えの商談が一度終わってしまえば、商品が店頭から切れた場合も、陳列作業はすべてディスカウンターの店舗スタッフが行います。ですから、ディスカウンターの担当営業は、基本的に店頭をフォローアップする訪問は必要ありません。

出典:ネスレの稼ぐ仕組み

 

スーパーとディスカウントショップだと、当然スーパーの方が高い値段で売る事ができます。

 

ですが、営業担当者の人件費も含めて計算すると、実はディスカウントストアの方が利益が大きかったのです。

 

これが簿記の真の力です。

売上・コスト・利益の関係を明白にして、利益の出る方へと舵を取る事ができるようになるのです

 

また今回のケースでは、おおまかな損益計算をするのでなく、取引先という小さな単位で調べる事で成果を出しています。

 

ただ簿記を知っている、ではなく何を調べるか工夫する事によって大きな成果へと繋げる事ができるのです。

 

今回のエピソードは、ネスレの稼ぐ仕組みから引用しました。

 

会計の話だけでなく、ネスレの育むイノベーションの話もとても勉強になります。

ネスレの稼ぐ仕組み

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  • 作者:高岡 浩三
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