自己肯定感を高めたら、会社にいるのが嫌な理由が分かった
働き始めてからずっと、会社にいる時間が落ち着きません。意味もなく不安を感じます。
変な上司のいる部署に異動したあとはあまりにもストレスがたまってうつ病になり、一時休職していたこともあります。
この記事はその頃に読んだ本で、仕事がだいぶ楽しくなりました。
仕事自体は楽しくなったものの、会社にいると落ち着かないことは変わらなかったです。
そんな中、最近のモンテッソーリ教育が流行ったこともあって、自己肯定感というキーワードが気になってきました。
私は元々、周囲の状況が気になるタイプで、会社で落ち着かないのは自己肯定感が低いのが原因ではないかと思ったのです。
そこでこの本を読んだところ、やはり自己肯定感が低かったのだなと実感しました。
私の母はあまり自分に自信がなく、過度な心配をするタイプでした。
だから、私がやることに対してもリスクを過大評価してネガティブなことをよく言ってきました。
私の自己肯定感が低かったのは、母の影響が大きかったと思います。
あとは、そもそも敏感なタイプであったこと。
この本はこんな人に読んでもらいたいと思います。
- 会社にいるだけで疲れる
- 頼みごとを断れなくて困っている
- 自分のやりたいことがわからない
なぜこの本が良いのか?
この本が良いのは最初のハードルが低くて、
挫折しにくいことです。
7日間で読み切るようにできていて、最初は自分を見つめなおします。
その中でこのような説明があります。
注意してほしいのは、「他人に振り回されているから、明日から振り回されずに生きるぞ!」と思わないことです。ただただ素直に感じることがポイントです。
「こうしなきゃ!」ではなく、「敏感すぎる自分がここにいるな〜」だけでいいのです。そうすることで、ありのままの自分を受け入れられるようになるのです。
過去の自分を思い出したときに何かに気付いても、これがダメだったんだ、とは考えず、そんなこともあったな〜と流します。
過去の記憶をそのままにして受け入れる、これがベースだったから最後まで読み進めることができました。
やっぱり過去の自分を見つめると、恥ずかしいとか、消してしまいたいと思う記憶も出てくると思います。
そうしたときに、無理に記憶を捻じ曲げないで進めていけました。
自己肯定感を高めるためには、過去の自分を受け入れる、というのが最初は大事なのだと思います。
ちなみに、この本は次の7つに分かれています。
- 1日目:今の自分に意識を向ける
- 2日目:過去を見つめなおす
- 3日目:過去の家族関係を見つめなおす
- 4日目:自己肯定感を高める
- 5日目:自分のペースで人間関係を築く
- 6日目:敏感であることを強みにする
- 7日目:自分が本当にしたいことを実現する
自分の考え方を変えた
本を読み進めていくと、自分が周囲のことをとても気にしていることに気づきました。
会社にいるのが嫌なのは周囲に人がたくさんいて、頼みごとをされるかもしれない、と考えていたからのようです。
また、いつ頃からかは忘れたのですが、
自分の半径5mの人は幸せにする
というモットーを持っていたのですが、これを辞めることにしました。
これを辞めると決めてから、だいぶ気持ちがラクになりました。
これからは自分のやりたいことをやろうと思います。
日本は自己肯定感を減らす環境
- しつけ
- 義務教育
- ムラ社会
日本は全体的に自己肯定感を高められない環境になっているように思います。
周囲の人が気になる、という人がいたら一度読んでみてください。